BMW E36 リアスピーカー交換

こんにちは。今回はリアスピーカー交換の記事です。

元々付いているスピーカーが劣化で音割れがひどくなってしまいとても音楽が聴ける状態ではなくなってしまいました。そこで、ヤフオクに出ていたのを5000円で落札。見た感じでは現在付いているものと形状が全く違いますが、適合しているらしいので迷いませんでした。

 

リアスピーカーのカバーは比較的弾力があって内装ツールで思い切りやれば簡単に取れますし、1回とってしまえば構造が解るため次から樹脂を全く痛めずに取れます。(この手順は割愛します)

カバーを外すとスピーカーが表れます。

ちなみにこれは取付後の写真です。前の状態は写真取り忘れました。。

このような感じでネジが2本とツメは1本あるだけなので、ネジを取ったらトランクに回ってガタガタ動かすと取れます。

ここまでは簡単だったのですが、スピーカーの配線コネクターがとてつもなく厄介でした。

先ず、指や爪で引っこ抜くのは至難です。爪折れます。

流石に厳しいと分かった私はプライヤーで抜こうとしました。しかし、プライヤーも摘む部分が無く、下手に摘んだら破壊しそうでしたので細いプライヤーで上手くはさみこんで抜きました。

釣り用の細いプライヤーがオススメです。(他の場面でも結構使えます)

 

後はコネクターを新しいスピーカーに差し替えてネジ閉めてカバーを戻せば完了です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回はリアタワーバーの取付です!

BMW E36 のエアコンフィルター交換

こんにちは。2年ぶりくらいの投稿です。

完全にサボってました。(笑)

というのも書くネタが思い浮かばなかったわけなのですが、今から約半年以上前に私と同い歳のBMW E36を購入したので整備記録代わりに此処に記していこうかなと思います。

今回はその第一弾です。

”エアコンフィルター交換”!!!

私のE36は右ハンドル仕様ですのでエアコンフィルターの交換は厄介だと事前情報でわかっておりましたので、実際の手順をわかりやすく記せたらと思います。参考になれば幸いです。

①ステアリング下の樹脂パネルを外します。普通に見えてる箇所のネジを外していくだけです。

②ネジを全て外したら後はツメで固定されてるだけです。↓樹脂パネル全体を手前に引っ張ると写真の様に外れます。

③剥がすとこんな感じで配線だらけです。素人の私は見ただけで嫌気が、、(笑)

④剥がしたパネルは作業の邪魔なので、コネクターを外してどかします。(劣化でコネクターの爪が割れたり、逆に硬すぎて抜けないことがあるので慎重に作業した方がいいですね)

⑤そしてここからが本番です。

赤で囲った部分はエアダクトなのでこの奥にフィルターがいるわけです。もちろんヒーターコアも。なので外さなければなりません。

この樹脂ダクトはピンで3箇所くらい留まっています。ピンが留めてある箇所の根本を押さえてあげれば頑丈なので樹脂が割れるといった気配はありませんでした。

↓こんな感じで留まっているので内装剥がしツールやプライヤーが必要です。

自分はここで30分くらい掛かりました(笑)瞬発力で外すって感じですね。ビビりながらだと永遠に外れませんでした。

↓ようやく外れる。

⑥これを外すとようやくこれが見えます。

赤で囲ったツマミを回してロック解除すると手前に蓋が取れます。

そして奥にフィルターが入っています。

フィルターは恐ろしくピッタリ入っているのと、取り出す出口に配線など邪魔で無理やり引っこ抜きました。そのせいで原型は留まっていませんが。(笑)

恐ろしく汚れていました。ちなみに前回はいつ交換されたのか全くわかりません。
⑦新しいフィルターをつける前にボックスの中を掃除します。

掃除機も入らないのでクイックルハンディで掻き出しました。

植物の種の様な物がドッサリ取れました。

⑧最後は新品を着けて終わりなのですが。取り外した時と同様で素直には入りません。しょうがないので蛇腹状に3つくらい折って少しずつ入れていきました。

新品なのに既にボロボロ。。

すいません。最後の写真は撮り忘れてしまいした。

これで完了です。次からはもっとスムーズに出来そうです。これだけで3時間かかりました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回はリアスピーカーの交換です。

私と父とハーマンミラー(9)

 

こんにちは。筆者のタロショーです。

 

f:id:outdoor_man_taro:20200608204232j:plain

すっぽりと私の記憶から抜け落ちていたことがありました。家族で会話中、父がイームズテーブルのことを話し出したんです。あ!と思いました。手放した時期が他のハーマンミラー製品より少し前だったので忘れていました。

 

父はG3からのMacユーザーです。そんな父が今まで所有してきた歴代のMacPCは、当時デスクとして使用していたイームズテーブルの上に置かれてきました。そのサイズは、4人でダイニングテーブルとしても使える余裕ある大きさでした。

 

ある日

「もうカメラもプリンターも使わなくなったし、PCだけなら小さいテーブルでもいいか」

と、とりあえず母が寝室で使っていた小さなデスクの上にPCを移動して、防湿庫は床に設置し、プリンターは古いので処分しました。そしてその数日後にイームズテーブルを売却しました。

 

そうです、思い返せば父が初めて手放したハーマンミラーはシェルチェアではなくイームズテーブルだったのです。

 

当時、密かにちょうどいいサイズのデスクを新調しようと企んでいた父は、叶わぬまま今も母の小さなデスクを使っています。その肘の置き場所も無い背中を見てると、ちょっと可哀想に思えてくるほどです。後悔してるみたいですが、今ではもう家具の配置が変わってしまい、新しいデスクを買っても置く場所がありません。

思い返せば父は初めて手放したハーマンミラー製品で失敗をしていたんですね。それ以降に手放したものは今でも後悔はないそうです。

 

あ、防湿庫の中のカメラやレンズは私が全て貰いました。出番はそう多くありませんが愛用しています。今思えば写真用のプリンターも貰っておけばよかったです。私のプリンターは書類用なので性能が低いのです。

その分、インク代も安いから助かるんですけど、一眼レフで撮影しているとたまには写真を綺麗に大きく印刷したいと思うんですよね。

 

さて、そろそろ我が家のハーマンミラー物語もネタが無くなってきました。こんな連載に需要があるかどうかは別として、父ならもっと家具や照明、雑貨などを詳細に深掘りして綴ることが出来ただろうなと思うのですが、私は一歩引いたところから見て綴っていますのでこれはこれでいいのかなと思ってます。

 

また今後、我が家にハーマンミラー関連のネタがあれば書きたいと思います。母が愛用してるイームズのソファコンパクトのウレタンクッションがヘタレてきてるので、次回はそのウレタンクッションの交換とファブリック張り替えの模様をネタにしようかと思っていたのですが、最近の父の様子を見ているとそれはまだまだ先の話になりそうです。

 

続く。かも?

私と父とハーマンミラー(8)

こんにちは。筆者のタロショーです。

 

f:id:outdoor_man_taro:20200605165158j:plain

このシリーズも段々と終わりが近づいてきました。

 

 

紛失したと思っていたアーロンチェアのシリアルナンバーが記載されたシールですが、父が掃除中に拾って保管してくれてました。しかし、アーロンチェアはニューモデルに切り替わったようで、次は修理ではなく自腹で新品を買うことになりそうです。しっかりとハーマンミラーらしく大幅な値上げもしていましたから、いざ、その時が来たら躊躇してしまうかもしれません。経済のニュースを見てると、家具なんか真っ先に影響が出ると思ってましたが、在宅ワークの増加でデスク周りの家具は需要が増えているそうです。(周りの人も買っていました。)

 

さて、今年もまた外に出されたモンステラは急激な強い陽射しで葉が黒く焼けてしまい、今は2枚の葉だけが残っています。ここからまた外の環境に適した葉を出して元気に復活するので心配はしていませんが、父はこれ以上大きくなると狭い室内に置けるかと不安がっています。

 

私は頼まれた植物の水やりをしながら、コロナショックとか新生活様式とか、植物たちは人間の都合なんか知った事じゃないって感じに元気で、なんだか少しだけ気分が癒されました。

(とはいえ、自室で育てるのは億劫なのですが。笑)

 

これまでの外出自粛期間中、母に半袖Tシャツのほとんどを掃除用のボロ切れにされた父は、着るものがなくて困ってるようです。私もパジャマ代わりにしていた家着を持っていかれました。(笑)

 

父は長年、家具を磨くときに厚手のネル布を使ってます。わざわざ買ってまで常備してます。レザーやウッドのワックス塗りから乾拭き仕上げまで厚手のネル布を使うのでコストがかかります。トータルで安いからとそのネル布をロール買いしようか悩んでましたけど、それこそ綿Tシャツのボロ切れでよくないか?と思います。こだわりがあるのはわかりますけど使い捨てなのに勿体無いなと。

 

父は年2回、高温多湿の時期を避けて、4月と10月に家具のメンテナンスをしています。レザーにはレザーマスター、ウッドにはヴァーナックスをずっと愛用してリピートしてます。ヴァーナックスでギターを磨くとピカピカになるので私もたまに借りてます。ウレタン塗装以外は使えるので便利です。

 

続く。

私と父とハーマンミラー(7)

こんにちは。筆者のタロショーです。

前回の投稿からまたもや日が空いてしまいました。汗

f:id:outdoor_man_taro:20200529162030j:plain

ハーマンミラーの家具はアメリカ製です。売る側は聞かれないと言わないと思いますけど、品質に世界一うるさいと言われる日本人の感覚からすると、

正直、価格に見合わない品質です。

良く言えばゆるい感じです。ロゴなんかのシールですら位置がずれてるし、真っ直ぐ貼られてません。ネジを付け忘れて金具が固定されてなかったこともあります。表に見えてない傷ならそのまま構わず輸出してきます。

ホントいい加減な仕事してますので、日本や北欧の家具職人さんが作る家具と細部の品質を比較してはいけないと思います。

 

それでも納得させるデザインと雰囲気はさすがだなと思いますけど、その細部のゆるさを許容しないとちょっと付き合うのはシンドイかもしれません。

父も今までいろいろ所有してきてますが、何せ細かい性格ですから全てを許容してるわけではありません。メーカーと喧嘩することもしばしばあります。最初のラウンジチェアからしてあれでしたし。(笑)

でも、だんだんとそのゆるさにも慣れてくるそうです。

「完璧じゃないからこそ、全体のこの雰囲気が出てるのかもしれない」

と父は言ってました。

 

もちろん、許容範囲外なことも多々あるみたいですけどね。メーカーの対応も含めて。

 

父は製品の保証期間が過ぎたら基本はハーマンミラーに修理の依頼はしません。手続きも面倒だし、今までに残念な出来事がいろいろあったからなのですが、詳細は伏せておきます。

近くにハーマンミラーより全然頼りになるミッドセンチュリー好きな家具職人さんがいるので別に困ってはいないようです。

 

なんかもう個人的にですけど今のハーマンミラーは、ほぼオフィス家具メーカーになってしまったイメージがあります。やっぱりオフィス家具のほうが圧倒的に需要があるからでしょうか。テレビや映画でもアーロンチェアとアルミナムグループばかり目にする気がするんですよね。

 

あ、こんなことを書いていたら、ふと自分のアーロンチェアが気になったので下回りを見てみると、シリアルナンバーのシールが剥がれて無くなってました。

これ壊れたらどうなるんだろう。。。。(笑)

 

続く。

私と父とハーマンミラー(6)

こんにちは。筆者のタロショーです。

f:id:outdoor_man_taro:20200525202215j:plain

ある日のことです。

父がテーブルの上に何冊もミッドセンチュリー関連の本を無造作に出していたので、私はその中から表紙の見出しがちょっと気になった雑誌を手に取ってパラパラと適当に見てました。

 

「なんか見てるとビンテージ家具の自慢大会みたいだね」

と父に言うと

「ビンテージ家具なんてのはほとんど人間の都合だと思うよ。ビンテージ家具という名に包まれた中古家具なのに。

今でも見るだけなら楽しいけど、もうコレクション欲も無くなったから欲しいとは全然思わないな。

これの価値が~あれの価値が~ってのを見たり聞いたりするのが最近うるさく感じるのよ。

そういうのにもう疲れてきたってのも俺が家具をたくさん手放した理由のひとつだしな。

なんでもそうだけど、自分の中で線引きをしないとキリがないわ」

みたいな返事が返ってきました。

 

どんなものでもそうですけど、ビンテージとかオリジナルってなんとなく響きがいいですもんね。確かに売る人にも持つ人にも色々と便利な言葉だと思います。家具の場合、定義は30年以上経過してるものがビンテージ家具、100年以上でアンティーク家具と呼ばれるみたいです。 多分。

 

うがった見方をして雑誌を読んでみると、ショップの人には”それなら店に出して売らずに自分でそのまま所有してればいいのに”と思ったり、所有者の表情や文面で自慢のビンテージ家具でマウント取りたいのが透けて見えてきたりしてとても面白かったです。もちろん個人的にそう思っただけでホントのことはわかりませんけど。(笑)

 

「もうそんな本いらないから見たら捨てといてくれ」

と読んでる私に父が言いました。そうです、父は本の整理をしていたんです。結構この類いの本、長いこと大事に取っておいたんですね。

お気に入りのミッドセンチュリー関連の洋書と写真集の数冊だけを手元に残しておくそうで、残りは廃棄することになりました。

 

すると、母がその中の一冊を取り出して「懐かしいねー」と言いながら美容オイルの詰め替えの下敷きにしていました。

表紙で得意げな表情を浮かべていた人の顔はオイルが染み込んで歪んでいました。

 

続く。

私と父とハーマンミラー(5)

こんにちは。筆者のタロショーです。

最近は普段よりも忙しく、前回から間が開いての投稿となります。

f:id:outdoor_man_taro:20200522205017j:plain

バブルランプ

我が家のダイニングテーブルの上には、ネルソンの大きなバブルランプがぶら下がっています。これのおかげでテーブルの上で焼肉が出来ず迷惑しています。それと、父はスタミナ系の鍋の湯気がバブルランプに当たるのを嫌うけど、あっさり系の鍋の湯気はあまりうるさく言いません。基準がよくわからないですけど、とりあえず照明の選択を間違えてますよ。

 

さて、父の発言から始まったこのたわいもない話、我が家にはもう、手放すハーマンミラー製品はありません。父が長年、大事にしてきたコレクションの中から、悩み抜いて厳選して残した家具たち。これらは今後も今までと変わることなく、メンテナンスと故障と修理を繰り返しながら、大切に使われ続けるのだろうと思います。多分。

 

そして、室内を見渡してみると空間が良くなった気がします。相変わらず全然オシャレでは無いですけど、なんとなく、無理してた感じが消えて、ちょうどいいです。今まで家具ばかり見て空間を見ていなかったんですね。つまり、これが父の言っていた「ここは店じゃなく家」ってことなのかもしれません。そもそも店みたいに窮屈に家具とか雑貨並べてたのは父なんですけどね。

 

そんな父は、なんだか腑抜けたように物欲も無くなり、落ち着いた様子で、母がまた新しく傷を付けたラウンジチェアに座っています。いつものように怒らないのは、売値が買値の半分にもならなかった現実に打ちのめされたからでしょうか。いえ、間違いなくそれは違うと思います。父の思考の軸は初めから損得を中心に考えていませんでしたから。

 

父はようやく手に余るものから解放され、今更ですが足るを知るみたいな感じになってるんだと思うんです。なんとなく、見ていてそんな気がします。結果的によく使うものだけが残りましたから。その調子で、頼むからこれからはもう少し、気楽に家具と付き合ってほしいと思います。

 

たわいもない話をまとめて淡々と綴ってきましたが、ここまで長い月日がかかってます。すっきりしたリビングもすぐに見慣れて、今ではもう特に何か感じることはありません。父が悩みまくった結果、全体の4割近く家具が減りました。ここに綴る予定は今のところありませんが、ハーマンミラー以外の名作家具や照明、雑貨などもこれを機に数多く手放してます。

 

私は正直、ハーマンミラーの価格は高すぎると思います。価格改定という名の値上げを繰り返し、言葉巧みに製品以上の価値を消費者に植え付けようとしてきます。今は亡きデザイナー達の当時の消費者への想いは、ないがしろにされていないか疑問です。ホントにやむを得ない値上げ?個人的な意見なのでこれ以上は細かく書くことはしません。人それぞれですからね。

 

あ、私は何も買ってませんでした。(笑)

 

続く。