私と父とハーマンミラー(7)
こんにちは。筆者のタロショーです。
前回の投稿からまたもや日が空いてしまいました。汗
ハーマンミラーの家具はアメリカ製です。売る側は聞かれないと言わないと思いますけど、品質に世界一うるさいと言われる日本人の感覚からすると、
正直、価格に見合わない品質です。
良く言えばゆるい感じです。ロゴなんかのシールですら位置がずれてるし、真っ直ぐ貼られてません。ネジを付け忘れて金具が固定されてなかったこともあります。表に見えてない傷ならそのまま構わず輸出してきます。
ホントいい加減な仕事してますので、日本や北欧の家具職人さんが作る家具と細部の品質を比較してはいけないと思います。
それでも納得させるデザインと雰囲気はさすがだなと思いますけど、その細部のゆるさを許容しないとちょっと付き合うのはシンドイかもしれません。
父も今までいろいろ所有してきてますが、何せ細かい性格ですから全てを許容してるわけではありません。メーカーと喧嘩することもしばしばあります。最初のラウンジチェアからしてあれでしたし。(笑)
でも、だんだんとそのゆるさにも慣れてくるそうです。
「完璧じゃないからこそ、全体のこの雰囲気が出てるのかもしれない」
と父は言ってました。
もちろん、許容範囲外なことも多々あるみたいですけどね。メーカーの対応も含めて。
父は製品の保証期間が過ぎたら基本はハーマンミラーに修理の依頼はしません。手続きも面倒だし、今までに残念な出来事がいろいろあったからなのですが、詳細は伏せておきます。
近くにハーマンミラーより全然頼りになるミッドセンチュリー好きな家具職人さんがいるので別に困ってはいないようです。
なんかもう個人的にですけど今のハーマンミラーは、ほぼオフィス家具メーカーになってしまったイメージがあります。やっぱりオフィス家具のほうが圧倒的に需要があるからでしょうか。テレビや映画でもアーロンチェアとアルミナムグループばかり目にする気がするんですよね。
あ、こんなことを書いていたら、ふと自分のアーロンチェアが気になったので下回りを見てみると、シリアルナンバーのシールが剥がれて無くなってました。
これ壊れたらどうなるんだろう。。。。(笑)
続く。